山下和緒

冬馬がだけがどうしてぇーと切なくなります。 それゆえ、美咲さんとの結び付きもより背徳的で悲しい。 またちょっと違うかもしれませんが…桜庭一樹さんの「私の男」を彷彿させるまがまがしくて不穏な空気と重厚な世界観。とってもとってもひきつけられます。 ずっと優等生で明るい場所にいた春馬の闇も気になるし、春馬と美咲さんの関係も気になる…美咲さんの倫理感も… あっ~、とにかく、こわいくらい魅了されてます!「不埒」ワールドに!! 美帆さんの作品の中で今のところ一番好き。(次に好きなのは、「高嶺の息子」。) 私は、完結した小説を一気読みが大好物なので、「不埒」の 一気読みは想像しただけでたまりません~ お忙しくていろいろ大変かと思いますが、更新を大変楽しみに待っています。
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