雪姫 りあら

最初の1ページ目から引き込まれてしまいました。主人公が記憶喪失、しかも何やらわけありっぽい…これだけでも読者を引き付けるには十分ですが、さらに主人公が電車に轢かれそうになり、女に助けられたと思ったら、顔を何度も殴られる。この暴力女の正体は!?と、さらに興味をかきたてられます。彼女が同じクラスの紅葉とわかったものの、その台詞は謎めいていて…とにかくスピーディーな展開で、読者をぐいぐいストーリーに引き込んでいきます。キャラクターも濃く、特に紅葉はインパクトが強く、強烈な個性を放っています。魔方陣が登場するファンタジーはたくさんあると思いますけど、この作品はほかの作品とは違った魅力があります。文章も巧みで、かなり書き慣れた感じがします。一気に読ませる力のある作品だと思います。

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