りかりー

こんにちは! 毎日応援ありがとうございます! お礼に以前の作品だけどプレゼント(*´∀`) 『オレ様のシモベ』中編 告白されて頭の中がパニックで、逃げるように家に帰ってきた。 心臓がバクバクしてる。零ちゃんの夜食を作っててもお皿を割っちゃって欠けた皿で指を切るほど動揺してて… 「ふみ、アイツ…何?同じ医学部の佐和山」 もしかして窓から見てたの? 「あ…うん、今日用事あって出掛けた先で…偶然…送ってくれて」 不機嫌に見える零ちゃんはオムライスとサラダとスープを不味いと言って、わたしの腕を引っ張って壁に押し付けた。 「おまえはあんなのが趣味なわけだ?」 「そんな、言い方、し、失礼だよ…佐和山さんいい人で」 零ちゃんの眉が上がった。 「んじゃ、アイツと付き合えば?」 そう告げると、ガリッ、いきなりくちびるに噛みついた。 「これで解放してやる」 目の前から零ちゃんが消えて、くちびるに噛みつかれた痛みと血の味が残った。 零ちゃんが…もうわたしなんかいらないって… 目覚まし時計の代わりも、昼寝枕も掃除係も料理作りも、もういらないって… そんな――― ウソだと思って次の日、零ちゃんを起こしに行ったら、もう起きて玄関から出ていこうとしてた。 「何しに来たんだ」 突き放されて追いかけたくても足が動かない。 零ちゃんの背中を追えなかった。 数日が過ぎ。 講義の合間に佐和山さんが声を掛けてくれた。 「なんだか元気…ないね。どうしたの?」 やっぱりいい人だ。 白衣着てて零ちゃんと同じでも同じじゃない… 涙目になったわたしのそばにずっといてくれた。 その優しさが今のわたしには救いに思えた――― 「ふみ、あの御曹司と付き合いはじめたって噂になってるけどホントなの?ホントだったらすごいよ、玉の輿じゃない♪」 御曹司? 「ほら、合コンでふみと一緒にいた佐和山さんだよ。病院の跡取り息子なんだって」 そう…なんだ… だからお医者さんになるために医学部へ… え?わたしと付き合ってるって噂になってるの? そんなんじゃないのに… 「違うの?」 「…ちが、」 違うよと言おうとした時、 「プロポーズしたんだ。親にも紹介するつもりだよ」 佐和山さんの信じられない一言に振り向いた途端、後ろにいた零ちゃんと目があった。 うそ!!!
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こんにちは プレゼントありがとうございます(〃艸〃) 嬉しいです リニューアルしてからどうやって読んだらいいのかわからず(;^_^A 機械音痴な私は混乱中です笑 作家さんの方が慣れるまで大変でしょうが応援しています(^^♪ 私もちゃんと扱えるように頑張ります!笑
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リニューアルしてからホントに混乱してる。大変! よかったらまた遊びにきてね(*´∀`)

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