星本翔

甘酸っぱい青春短編
 まず題名が秀逸でした。ロミオとジュリエットと言えば、二つの対立するグループの中にあって翻弄される男女の恋の物語。それが…ネット? テニス?と好奇心をかきたてられました。  文章自体はまだ精査が必要なところがありますが、読んでみると、少年少女のぎこちない恋愛の雰囲気、勝気なヒロインとメンタル弱めな主人公男子のキャラクター、当人と周りの同級生の気持ちのギャップのおかしさなど、非常に面白かったです。  ローティーンの青春の甘酸っぱさが凝縮された短編小説だと思います。

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