素朴な出会いの中に壮大なる大自然で深みを彩る
昨日、コメントにてお送りいたした文が見事にエブリーなスタッフ様の苦労の賜物、リニューアル機能によって木っ端みじんに消されてしまったようなので、再度、このコメント欄にて投稿致します。 まず、冒頭部分の幻想的な世界観が面白い。 自然と共に生き、自然と共に超大なる時の流れの中で生きている精霊。 文章の中でも時を超えて生きているとははっきりと描かれていませんが、それでも、出来事や時の流れによる変化はキチンと文章として描かれていて、それを連想できることが非常に良く、読み手に知的な読み方を楽しませる冒頭の件は、非常に文学的で素晴らしいと思いました。 また、洗練されていてそれでいて判り易い文章は、沢山の本を読み、また、かなり勉強されてきたのでしょう。文法などは、土佐屋の様に全く文法を無視して、文章の体を成していないのとは、月と鼈。 いいえ、美しく雅な月と土の中で腐り果てる生ゴミから発する異臭の差程あるような洗練された判り易い文章でありながら美しい。 読めば読むほど、大自然の中に生きる精霊は、精霊そのものはそこに良き、そして、長い時の流れの中で、その小さな美しい花々ととも居続ける。 だからこそ、少女との出会いが素朴なのに、どこか、深みのある出会いとなる。 そして、解れにより、人間味あふれる寂しさを知る。 それが、壮大な世界観の中で非常に印象的に思える。 また、森にのまれることを止めて欲しいという人間に対して、精霊は森を操るものでない事を、自然というものは、人為的、神がかり的に作られるmのではない事を悟らせてくれる。 そのバックボーンなくして、この物語は単なるほっこりとしてお話になりかねない。 いいえ、それはそれでよいお話ですが、それだけではこのコメントを書く気にさせて下さいません。 これから、この物語は、どう動くのか解りません。 22頁あたりでは、世界が動き出しています。 それによって、精霊も混乱している。 まだまだ、これからの物語、でも、それでも、この世界感を読者に伝える件だけでも十分に引き込まれるような物語、これからが楽しみな作品で御座います。 また、感想など御座いましたら、エブリーなスタッフ様の策略により、ここに書いて投稿致したいと思います。 <m(__)m> 土佐屋治兵衛(とさやじへえ)
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