簡潔で、深い。
トミーさん、朧月院です、ネタバレありなしのマークってリニュ後どうなったのかわからないんです、すみません~。なるべくプロットに障らない様書きます。 本作は所謂どんでん返しモノ的要素が先ずあって、例えば霊能者の正体とかですが、そこで終わってしまうと、独特の余韻がなかったと思うんです。後日談が非常に、リアリティがありますよね。見習いたいです。独白の締めも成程と思いました。読者に考えさせる感じかな。あと、架空の隣人みたいなモチーフで「となり」に応募した方も多いんじゃないかなと思いますが、本当に隣にしずかがいて、でもそこで幻覚的なものに呑まれず現実社会を普通に生きているところが単なる着想に逃げていなくて、深い味わいがあると思いました。一人遊びと割り切っている事を強調している部分と、特に、リアル彼女の存在ですね。後日談にも無論絡んできますが、リアル彼女としずかのバランス感。彼女を、理想のしずかと比べてみたりもしつつ、しずかはその間消えている。そこが人間的な、実にヒューマンドラマ的な、現実性があって、奇妙な薄ら怖さと云うか後ろめたさすら感じるリアリティです。もし自分に架空のしずかがいたら、そしてリアル彼女が出来たら、みたいな点で。全体的に、文体も簡潔で、ストーリーも明確な分、その狭間狭間の部分が他人の日記を読んでいる様な感覚に陥らせる深さと、不思議な後味のある作だと思います。長さとしてもすんなり読めるのに、ここまで手練れの味わいを感じさせられるとは、と、たいへん興味深く思いました。またトミーさんのこういった、掌編~短編、拝読してみたいです。 ネタバレしすぎたかな?スミマセン。何せ、リニュ後どう表示されるかが謎でして。読者さんの意欲を削がないように書いたつもりですが、ネタバレしないようにすると余計意味不明な内容になってしまいますね(笑)。トミーさんにだけでもお伝えできれば自分はいいんですが!(笑)では。こんな感じで失礼いたします~。
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朧月院さんのような力量ある作家さんにそこまでお褒めいただくとは、うれしいような恥ずかしいような(笑)いや、うれしいです。 この小説はエブリスタに登録してすぐに妄想コン「となり」に応募するため、構想1時間、執筆もせいぜい2時間弱ほどで仕上げたやっつけ仕事だったので、ぜんぜん自信作じゃないのです。 でも、こうやってお褒めいただけるということは、あまり練り込まずとにかく書いたのがかえって良かったのでしょうかね?お空から降って来たような作品です。 なのでいつもこう上手くいくとは限りませんが、似たような切り口でいくつか書いてはみました。また少しづつUPすると思いますので、その節はよろしくお願いいたし
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いえいえ~こちらこそ読み応えのある作品に出会えて楽しかったです。そのように手早く仕上げたとは思えない作ですね。また楽しみにしてます!僕も妄想コンは練った事がありません(笑)。大喜利だと思ってます。認識がおかしいかな…(笑)
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