柊さえり

一瞬に閉じ込めた眩しい世界
100メートルの中で、どれほどの物語があるのだろうと読み進めて思いました。 サキとチサの人生そのものが被写体で、二人にフォーカスをあてて見守っているような気分になります。 二度と訪れない一瞬に全力を投じる二人の姿や淡い恋心。 熱意を注ぐものが違っても、それは交わりひとつのものを形成するのだと改めて思いました。 まさに甘酸っぱい青春! チサの恋のフォーカスも、どうかサキに合いますように。
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