もふもふ

五月雨のライトニングガール レビュー (第22章 120ページまでの時点)
 青春真っ盛りの女子高生と不思議な力を持つ神様が繰り広げるファンタジックでドタバタなコメディタッチの物語です。  普通の女子高生早川詩乃は念願の第一志望校を合格し、高校デビューを果たし、意を決して演劇部に入部しました。慣れない練習で凹んだりもしたけれど、頑張って練習に励んでいた、連休前のある日、突然彼女の前に現れたのはなんとカミナリ様を自称するちっちゃな女の子でした。  ファーストコンタクトは大嵐の中始まり、危機一髪をなんとか乗り切ろうとする二人。しかしそのためには、なんと、カミナリ様は詩乃の「おへそ」が必要だと言うのです。おへそを取られまいと必至に抵抗する詩乃とカミナリ様のやりとりが楽しい。  金髪碧眼のカミナリ娘はレイネと言った。やがてレイネは詩乃の家族をも巻き込んでいきます。レイネの不思議な能力とほんわか雰囲気な詩乃の家族との交流に癒やされます。  果たして、詩乃とレイネはこの後どんなエピソードを紡いでいくのでしょうか。今後の展開が楽しみです。  著者にとっては初めての創作とのことですが、文章力もあり、初作品としては完成度が高く、著者の文才が伺えます。まだ未完成のため、総括は申し上げられませんが、根気強く続けていくことでさらに魅力的な作品になっていくものと思われます。  頑張ってくださいね。
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感想ありがとうございます。 とても丁寧な文章で、まるでレビューの書き方を教わったような気分です。 自分でこんな魅力的なあらすじを書きたかった(笑)
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