なんだこれ?⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
フェティシズムの短編。ただし主人公の半生が描かれており、ある意味大河小説でもあります。ですが、全てにおいてサドの「悪徳の栄」の対極に位置づけられます。なぜ彼女は蹴ったのか?蹴った方が加害者ではないのか?蹴った方は変態ではないのか?(べつに、どうでもいいのですが) まったくこういうモチーフを名作に昇華させる作者さんの才能に脱帽です。文句なし、面白いです!
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ありがとうございます。 男が半生をかけて自らの思い出を追い求め、それを手に入れるという話を書いたのですが、その対象が自らの股間を蹴り上げてきた爪先立ったというだけでこの出来上がりです。 我ながら、良くこれで書こうと思ったなとは思います。 小学生時代に蹴ったのは気の強い女子によくある奴っぽい感じで、最後の一撃は同窓会で会うなり股間を蹴ってくれという変態を撃退するためだったという感じでしょうか。 これからも良い作品が書けるよう頑張ります。
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撃退がご褒美になってしまったのですね。Mっ気の男性には意外に成功した人が多いですから、これからの彼のご発展を祈っております。いや、面白いです。明日も別の作品読ませていただきます。

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