えふえふ

読後、ホッとしました。
ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、私の中では途中からかなり切ないラストを想像してしまっていたので、読後にものすごくホッとしました。ラストの絵は本当にきらびやかな輝きを放っていたんだろうなぁと想像がつきます。 個人的に、前半部分の述語動詞の使い方に目を奪われました。例えば、見当たらない白状をお母さんから渡されるシーンで使われた単語は、まさに視覚が不自由な方の感覚をしっかり再現したものだったと思います。作者様ご自身が体験したことのない目線を、しかも一人称でここまで表現されたということは、それだけキャラクターを緻密に作り上げられたということだと思いました。 素敵な掌編です。ぜひ多くの方に頁をめくって頂きたいです。
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えふえふさん、レビューありがとうございます♪ 切ないラストも頭を過ったのですが、障害を抱えた者でも前を向けるものにしたかったのであのラストにしました。 この作品の一人称はかなりの冒険だと思いましたが、だからこそ意味があります。 人の気持ちになって考える。それを表したかったのです。 この作品を書いて良かったと思えるレビュー、本当にありがとうございます♪ いつも感謝です♪

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