青鷺たくや

認識の狭間で
「バグ」ッてしまったのですね。主人公のネコと老人をめぐる認識の駆け引きが面白いです 『それはそこにあるものがどういうものか、分かっていないと知覚はできまい?つまり知らないものは、知らないものとしてしか知覚できない。』 なんとも哲学的な描写。素晴らしい。もはや過去と今を行き来することで主人公が打ちのめされる認識のあやふやさ。素敵でした。
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