moco.i

彼は猫にならなければいけなかったのです。
拝読いたしましたm(__)m 猫の視点で描かれる、様々な人達の人生の一部から、悲しみや苦しみがあっても誰もが懸命に生きていること、そしてそれを表に出すことはあまりないということを淡々と感じました。 あまりにも淡々としている表現方法は、創作ではなくノンフィクションなのではと思わせてくれますが、猫の視点で語られるからどんな悲しみや苦しみも冷静に読むことができました。 なぜ猫になったのか、最後にその理由がわかった時は、その必然性がどかんと心に響きました。 良心と悪心、誰もが持っていると思います。選択を間違えてはいけません。 残されている力は、自分を変えるために使わなければいけません。 * すべての犠牲者の皆様のご冥福を、心からお祈りいたします。

この投稿に対するコメントはありません