宣芳まゆり

どきどき、はらはら
 冒頭からドキドキします。そしてふたりの関係に、やろうとしていることにハラハラします。  大きな事件や破局や修羅場はないのですが、……それが逆に、この作品にリアリティと落ちつきを与えています。だからこそ余計に、親の不倫というものが、いやらしく、うとましく思えます。  対して、主人公の子どもたちふたりのピュアさが引き立ちます。ハッピーエンドでよかったです。
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宣芳まゆりさん、はじめまして。 私たちは恋をしないに、素敵なレビューをありがとうございました。 お返事が遅れてしまいすみません。 ドキドキハラハラしていただけたとのこと、とても嬉しいです。 不倫という重いテーマでありつつも、ちょっとずれた捉え方をしている子どもたちの会話を楽しめたらいいなと思って書きました。淡い恋心を楽しんでもらえていたら、幸いです。

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