雪翅

他人の心に無関心。それが罪への第一歩。
美愛様、まずは長期連載、お疲れ様でした(*・∀・)ノ 主人公を含めた女子グループにいじめられていた少年。物語の基礎となるのは、その彼の復讐劇にあります。 私も木下さんと似たような過去があり、自分を傷付けた人を傷付け返してやりたいと思っていた日々がありました。 だけど、私には、話を聞いてくれる人がいた。それでも甘やかすことなく、「逃げるな」と叱咤してくれた人がいた。 木下さんにもそういう存在が一人でもいれば、彼の人生は全く別のものになっていたのではないか、そう思わずにはいられません。 彼は復讐のために凄まじい努力をしてきた人だから、別の目標や夢を見つけられれば、大切にしたい何かと出逢えれば、自分の人生を明るくする方向にも頑張れた人のはずです。 彼がやったことは許されないことだけれど、許されないのは彼一人ではない。 体裁を気にして子に寄り添わない家族にも、遊び感覚でいじめを行っていた同級生にも、彼を利用した人にも、罪がある。彼の心をまともに見ようともせず蔑ろにしてきた人達も同罪です。 ガラスのような脆い絆しか持っていなかった。そういう点で、木下さんとあゆみは似た者同士だったようにも思えました。 せめて、これからの未来では、少しでも光が射していますように。
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雪翅さん。 レビューありがとうございます。 雪翅さんの話を聞いてくれて叱咤してくれる人がいて本当に良かった。 もし、木下さんにそんな人がいてくれたら、きっと木下さんの人生は変わっていたと思います。 イジメの問題は本当に難しいです。 最初、あまり深く考えずに軽いプロットを作って書き出したものの、これでいいのだろうか?と何度も悩みました。 あゆみちゃんの性格も悪い💦 主人公なのに、成長もせず、自分のことしか考えられない人にしてしまいました。 2人の未来は読者様に委ねてしまいましたが、罪を償った上で、幸せになれるといいなと思います。
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