天城らん

少し不思議な物語。
氷室冴子賞に応募されたということで、もしかして「ざ・ちぇんじ」のオマージュ的な要素もあっての入れ替わりネタだったりしたのでしょうか?^^ 内容は、他人との入れ替わり能力をもった主人公の少女が、同級生少年と一日体を入れ替わる。少年の体を乗っ取り、家に行き彼の秘密や性癖を調べて過ごすうちに、少年の暖かな家庭の様子に心揺れる少女。一方、少年も入れ替わった少女の体で過ごすことで、気づくことがあり……。少女の心は何を求め、次々に体を入れ替わっているのか? 少し切ないボーイミーツガールという感じのお話。 エブリスタは、表示が細切れで読みにくいのであまりページが多い物は読まないのですが、最後まですんなり読むことが出ました。最初、はすっぱな感じの少女で、ギャル風とは少々異なる印象だったのでちょっと出だしとっつきにくく感じたのですが、少年の生活に好感を持つあたりから気にならなくなりました。少年も、そう変態?というほどでもないような気がしました。 ちょっと幻想的なラストシーンも良いですが、少女が涙を流しながら畳み掛けるように気持ちを吐露する場面が一番印象に残りました。 少女の一人称なので容姿の説明が入れにくかったと思いますが、イメージが湧くようなヒントあればより楽しめたと思います☆
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素敵なご感想、どうもありがとうございます。 おっしゃる通り、非常に性格の良くない人物たちで、最初のあたりで読むのをやめてしまう方がいるのは、織り込み済みで書いています。最後まで読んで下さって本当に有り難うございます。 ご指摘の点は課題として今後も精進いたします。 ざ・ちぇんじは流石に名作ですからね。無意識でやったんだと思って置いていただきたいなあww  心から、有り難うございます。(まあお)

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