佐野 木綿季

絵本風バトルファンタジー‼︎
 ここから続く話が読みたい。彼らの先が知りたくなる、切なくて心が温かくなる、いい物語でした。 短いが故に心に残る、この先に続きがあることを想像できるのがとても良き。  それでは、批評を絡めて感想の方を失礼致します。 1ページ1ページが短く、とても読み進めやすいと思います。読む媒体にもよるかと思いますが、画面に1ページ全てが収まるのでスクロールは読み終えてからで大丈夫だったので、とても読みやすかったです。 音、風景、人物の外見も特徴的に描写されてあり、印象に残ります。主人公目線で見た物語なので、主人公についての言及は少ないですが、一対一の物語なので、それもふまえてわかりやすいと思います。 ただ、掛け合いが少し多い気がしました。掛け合いの間は台詞以外の文がなく、どういう顔をしているのか、どういう感情で言っているのかの想像がしにくいので、少し付け足すといいかもしれません。  あとは、難点を挙げるとすれば、台詞でしょうか。 意味が通らないところや、読んでみるとん??となるところが少しありました。 一度書くときに口に出して読んでみると、修正しやすいと思います。 まるで絵本のように話が進められているので、するする読めます。児童書とか出しても良さそうだと思いました。  吸血鬼や家族に対しての掘り下げがあると面白いだろうと思いますが、掘り下げてしまうと多分短編では収まらなくなりますよね……。長編にする際には掘り下げて考えても面白いかと思います。  若輩ながら意見を失礼致しました。 続きが気になるのですが完結ということで残念です……。これからも執筆頑張ってくださいね。応援しております。
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