成生 都

運命の人かと思いきや
まるで番のような恵まれた容姿、互いに感じるこれまでにない特別感。運命的な出会いも相まって、まさしく清と綾は運命の人。 でも物語が進むにつれて雲行きは怪しくなり、佳境に入ってからはGSAを題材にした作品だったのかと愕然としました。 そうなるともう運命的だと思えていた要素が全て血の繋がりに思えてきて、運命の人を指し示すのだとばかり思っていたカタワレオレンジがまるで二人が兄妹なのだと暗示しているかのようで……。 それでも二人は運命の人だと信じたいのに確固たる証拠も出揃い、もう僅かな希望も抱けないのか……とわたしたち読者は皆一様に打ちひしがれたと思います。 そのまま物語は悲しい結末に向けて止まることなく進み続けるのですが、でもそこはやっぱり彩様。どんでん返しが待っているわけですよね。もうね、そっちか!ってなっちゃいました。 ストーリーは彩様ですから面白いのはわたしにとってもはや当然なんですが、今作にはこれまでにないほど性的な描写が多い。それがまた瑞々しくて素晴らしい。そしてもう一つわたしたちを楽しませてくれた要素が綾の煩悩ですね。読者の皆さんからの評価も上々だったのが頷けます。 今作もわたしたちが読む何倍もの時間をかけて執筆してくださった彩様、お疲れ様でした。カタワレオレンジが終わってしまった……とガッカリしたものの、これまた新作が面白い!またもや応援させていただきます。
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成生 都さま またしても鳥肌レベルのレビューをありがとうございました! そしてお返事が遅くなり申し訳ありません。 毎度のことながら、私の話はまっすぐに進まず必ずモヤモヤゾーンが発生し、脱落されてしまった方もかなりいたとは思いますが最後まで読んでうれしい限りです。 性的描写が多いのは私なりの挑戦でした。ほかの方のようにうまく描けませんが瑞々しいと言っていただけてほっとしています。 リョウの煩悩は書いてて非常に楽しく、私は女性目線より男目線の方が得意だな…なんて改めて感じました。 ナンバーナインをお読みいただけてるとのことで、引き続きよろしくお願いいたします! ありがとうございました!

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