ポラード

霧の晴れた先に
深い霧がかかったような心は、やがて晴れて行く。晴れ渡った先に見えたものは……。 社会生活の中で変わらない毎日を送り、ただ鬱屈している日々に別れを告げるために、人はかつて夢中になったものを、突然再開してみたくなる。何故なら、そこには思わぬ出会いがあるから。そこに何か自分を変えてくれるものがあると、信じてやまないから。 そんな心境と永遠の時の旅を続ける罪人の想いが交差するとき、霧は晴れ、晴れ渡った青い空の下に広がる景色の中に、人それぞれの道標がみつかるのかもしれない。
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いつも読んでくださり、 素敵なコメントまでいただけてとても幸せです。 何百年も終わることのない同じ暮らしを生きて行くのは 僕は辛い罰だなぁと思います。 物事には始めがあり終わりがあり、 流れて行くからこそ美しいもかも知れません。 反対に今生きている僕らが、この世界に目を閉じてしまえば 世界はとても退屈で窮屈になってしまうのかもしれませんね。 この作品に出てくる人たちが行き着いた 霧が晴れた世界を、もう一度僕もちゃんと見つめたいと思います。 いつも来てくださり、本当に有難うございました。
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