まあお

Bravo!! 音楽が響き渡る!
この作品がデビュー前の若い書き手の作だということが、にわかに信じられないほどに、巧みだ。 音楽を文字だけで「鳴らす」のがどれだけ難しいことか、一度書いてみれば分かる。これはそれ以上だ。カッコよく、鳴り響いている。 読んでいて何度も、ぞくぞくした。 逆にこれが分からない読み手は、読み手としての感性を問い直してもいいんじゃないか。少なくとも私には、きこえたぞ。 キャラクターはあくまでも「ライトノベル」の範囲で、しかし存分に表現されている。どの人物もなにかしら「天才」だと思った。天才にも天才なりの思いがあるし、絆があって、熱いドラマがそこにある。 なんでこんなにそれぞれの天才が色彩豊かに暴れられるのか。 それはこれを書いた人間が……いや、それはこれから読むあなた自信が判断してください。 私はこの作品に、心から敬意を表します。どうもありがとう。最高の音楽小説だよ。この一幕のライブに、スタンディングオベーション!
1件

この投稿に対するコメントはありません