雪路ひかり

蛇の抜け殻は、2度手にしました。初めての時の皮はまだ生暖かくて、うろこがとても美しかったので、良く乾かし沢山の人と分け合いました。2度目のときも、彼らは夕方に脱皮するのでしょうか。薄暮の頃、白く手招きするように草の上で合図してくれました。しかし、2度目のときはわたしは心的にどん底に落ち込んでいる時で、受け取る余裕がなく、そのまま大地に返しました。かれらがいつも語り掛けてくれている事は変わらないのだと信じています。
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