引き込まれていく導入部でした。
差し迫った様子で読者に話しかけてくる女性。彼女は図書館に住んでいるという。当初から不思議な空気を作り出しています。読者が物語の世界に入るためのセットアップをすぐ完了できます。さらに兄と肉体的に愛し合っていた事実。ますます非日常の世界へといざなわれていきます。兄との別れからリストカット。一体どこまでエスカレートしていくのか。なぜ図書館に暮らしているのか。引き込まれていく導入部でした。
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エログロな小説であるにもかかわらず、書き出しお読みいただきありがとうございます。 素敵なレビュー、感謝です。これをキッカケに、一人でも多くの方へ作品が届きますように……。

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