とてもワクワクします
殺人鬼と文通する少年。最初の手紙からは殺人鬼の静かなる凄味が伝わってきます。でも、クラウドの返信からは恐怖が感じられない。むしろ、監視されている状態を歓迎しているふしすらある。丁々発止の心理戦に見えて、とてもワクワクします。赤いアジサイがいくらでも家に咲いているという表現が不気味です。とはいえ、クラウドの家庭も闇を抱えている。2人の危険な関係のいきつく先は……と誰もが楽しみになるであろう作品です。
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