緊張感を持続している秀逸なオープニングです
薄暗い小部屋に身をひそめる王女。事情が分からない彼女の心は、読者の立場と同じで、完全にシンクロします。身分を隠して城から逃げるサスペンス。髪と瞳が漆黒の一族。暗殺の魔の手から逃れることができるのか。冒頭から、ヒロインであるユリシーナ王女の視点で描き、彼女の悲劇に感情移入しやすい演出がされていました。ダレ場がなく、緊張感を持続している秀逸なオープニングです。
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