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いつか、そこまで届きたい
須羽ヴィオラ
2019/7/31 0:19
正に青春小説です。青春時代をもう一度体験したい方は是非お読みください。
正統な青春小説です。 (以下、ネタバレあり) 高校二年の梅崎盟子。大人しい盟子は自分を前面に出すのが苦手だった。 絵画の道に進みたかった自分の夢を盟子に背負わせる母。 告白の後、一方的に盟子を恋人扱いして束縛する小林雄眞。 恋の取り持ち役を押し付けてくる女友達の黒田南緒。 そして、おネエ言葉を使う、新任の若くてチャラい美術教師の守谷玲峰。 やがて、盟子は玲峰先生の生い立ちと葛藤する内面を知る……。 大人になりたいと思いながらも、何に向かって進めばよいのか、どうやって進むのかを 迷い続ける少女の季節。 そんな、青春の時間を瑞々しい筆致で描き出しています。 飽きさせない展開の妙。 何気ないシーンに込められた深い意味。 どれをとっても素晴らしい。 青春時代をもう一度体験したい方は是非お読みください。
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未知春生
8/1 5:33
須羽さん、こんにちわ。 この度は素敵なレビューをいただき、どうもありがとうございました。 読んでくださった方の反応というのまさに鏡のようなものです。 執筆の渦中にいる時は、何が何だかよく解らないまま必死で書いています。 果たしてあの文章で自分の描きたいものが描ききれているのだろうかという懸念と常に戦っておりましたので、須羽さんが一番にくださったレビューで「ああ、描きたかったものがちゃんと表現できていたんだ」と本当にほっとしました。 「あれ、そういうつもりじゃなかったのに…」ということになると、書いた意義さえ揺らいできてしまいますから。 登場人物の性格やストーリーの意味まで正確に読み取って
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