ただただ飼い主の幸せを願うクロの忠誠心と愛情に胸が熱くなり、そして、拗れまくった恋人たちの本心を思うたび、何度も何度も涙してしまいました。
ご主人様に忠実に愛情を注ぐ飼い犬のクロ視点で語られる物語。 当人たちが自分の気持ちを語るより、クロがクロの気持ちも含ませながら語ることにより、二人が抱えている苦悩やジレンマ、そして愛情がくっきりと浮き彫られていく……演出構成が冴えているお話だと感じます。
車椅子の飼い主。
人気俳優の恋人。
飼い犬のクロ。
この二人と一匹の微妙な三角関係。
人生には予期せぬ出来事が待っていて、ちょっとしたことが日常を変え、幸せや平穏が姿を潜めてしまうこともある。 そ
・3件・2件
あーるさん！
この度はレビューを頂戴しありがとうございました。
お返事とお礼が遅くなり大変申し訳ありません！ 反省！！ そして切腹！！
こちらの作品は、ちょうど梅雨に差し掛かる時期でやる気が迷子になってたときに、気分転換に書いたお話だったように記憶しています。
叙述トリック的な、最後までクロが犬だとわからないように書いてやろうクックックッ、と思いつつ書き始め、光の速さで挫折して、犬としての描写に切り替えたような思い出がぼんやりと……（うろ覚え）
そんな作品に、丁寧な感想を頂戴し、本当に嬉しく思います。
他サイトのコンテストの方は不甲斐ない結果に終わりましたが、短編のわりにたくさんの方に読んで
あーる