月波結

胸が締め付けられる
キタハラさんの作品をいくつか読ませていただいておりますが、わたしの読後感は「胸が締め付けられる」。なんとも言えないやりきれなさを、心に残していきます。 未練はどこに行ってしまうのでしょうか? 弱さに流されてしまうのでしょうか? それが物語的にまとまったエンディングなのだと思います。そして、もしかすると現実的なのかもしれない。 それでも恋の残り火を探してしまいます。あきらめないでほしい。 エルサもあきらめなかったと思います。氷の心を持った、情熱的な彼女ですから。

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