芥川バンビ

不思議な余韻が残る不思議な物語
 注意・ネタパレ含みます。  悲しいような切ないような。怖いような楽しいような。一言では表現できない様々な印象を受ける作品。既存のどんなホラーやSFにも似ていない。作品の構成や結末も、他に類を見ない。少なくとも私は知らない。  結局、青い鳥とは何だったのか? 彼女は本当に青い鳥だったのか? なぜ主人公に拘ったのか? ナゾは解明されないまま終わるが、そもそも解明することは作品の目的ではないのだろう。その点、主人公が盲目という設定は実にうまくできている。一つ腑に落ちない点があるとすると、青い鳥を自称する彼女自身が自分を機械化していることか。彼女が青い鳥なら、自分を機械化する必要はないはずだ。だとしたら彼女も操られているだけか? と話がこんがらがる。そこのところをスッキリさせると、もっと強烈な印象の残る作品になると感じた。あくまで個人的な感想ですが。  不気味でいて美しい。一言では語れない規格外の傑作です。  とくにラストの予想もできなかった結末は深く心に残りました。  皆様方に一読をオススメする作品です。
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芥川バンビ 様 過分な感想のメッセージを頂きまして恐縮至極です。 実は脱稿の期限を勝手に自ら決めていたので、ああいう終わり方になり、後から考えると、まだ終わっていないと気付き、連載を続行しようと一旦は考えたのですが、なんといったらよいのか、既に表面が固まってしまっていて、後から何かを足そうとしても、くっつかなくなっていました。で、放置しているというわけなんです。拙者も青い鳥の正体をはっきりさせたいです、本当に。 今後ともよろしくお願いいたします😃
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続きとかあるなら、ぜひ読んでみたいです。
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