どんな運命が待っているのか、楽しみな作品でした。
大正27年という時代設定が、読者のSFマインドを刺激します。15年までしかなかったその先の架空の年代。始まりは、チヨコとキョウヤの他愛ない日常の一場面。突然、その平穏が崩れ去る流れが見事です。チヨコの能力、そして不安定さを同時に読者に伝えています。花瓶、カーテン、絨毯と身近な日用品が破壊されるのもリアルです。ハルオミ達をどんな運命が待っているのか。楽しみな作品でした。
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