でん(休)

さまざまな「いち」
ひとり、ひとつ、いちど、いっしゅんーー。 さまざまな「いち」を想起させられました。 無表情なひと塊の悪意に踏みしだかれたひとつの魂が、思いがけない出来事を機に再生のきっかけをつかむ物語。 出来事こそショッキングなものではありましたが、その課程の一瞬一瞬には主人公の背中を押すエッセンス的場面が描かれ、登場する人物らの顔も一人ひとり自然と想像できました。 おそらくそうしたものを捉えられる感性を持ち続けるならば、主人公のみならず、だれにもどんな時にでも一筋の希望の光はちゃんと用意されているのだろうと思えました。 群れのなかの独りではなく仲間のなかの一人として、いま一度新たな一歩を踏み出す主人公にエールを送りたいです。同時にそれは読者である自分をも鼓舞してくれる気がします。 素敵な作品を読ませていただきました。 ありがとうございます。
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いつも素敵なコメントをありがとうございます! でんさんのコメントこそ僕の背中を押す勇気の言葉です。 物語の受け取り手が、でんさんのように感性豊かな方ですと 僕の拙い文章でさえも、こんなにありがたい事を見出してくださるのだなぁと、とてもとても感謝でいっぱいです。 最後まで読んでいただいて、身に余る嬉しいコメントまで賜り いつも本当にありがとうございます。
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