後半、作品のトーンがガラッと変わるのが見事でした。
猫の写真を撮りに鹿呼志島を訪れた寒薙。その島に昔、災害があったことを暗示しています。猫だけでなく、花や風景、建物の描写も巧みでした。「しんだ人はネコになってもどってくるんだって……」という台詞が深みと、重みを感じさせます。後半は非常に重要なやりとりが交わされ、作品のトーンがガラッと変わるのが見事でした。
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