甚平

ライトに楽しめる刑事物
イベントから拝見いたしました(2019/8/24)。 2万字程度の26Pまで読んだ上での感想となります。 今風なアレンジの加えられた刑事物ですが、良い意味で基本的には昔ながらの 作りと私は感じました。現代的な調査や女性的な視点が付与されることで 新鮮味もあり、キャラ萌えの要素を強く取り入れることで親しみやすい内容に なっていると感じました。 どちらかといえば脚本的、というよりドラマ的であり、テンポよく進みつつ 途中途中で外連味を出すなど飽きさせない作りに好感が持てました。 脱力系の割に走り回っている印象が強いのも少し面白かったです。 エンタメとしてよく出来ていると感じました。キャラの立て方も良かったです。 個人的に、恐らくドラマのように映像として書いているためだと思いますが、 地の文の視点がぶれやすいように感じました。また、キャラとは別個に作者、 もしくは神視点での感想が混じっているようにも思えました。 現在のスタイルが悪いというわけではありませんので、悩むことがあった際の 参考程度にお願いします。 イベントご参加ありがとうございました。それでは失礼いたします。
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この度はご丁寧なレビューを有難う御座います。 中身は一応本格的な刑事物としていますが、現代の若者が捜査する、という点でオリジナリティを出してみました。 ご指摘の通り、ドラマをイメージして書いているので、脚本に近い雰囲気になっているかも知れません。 ただ難しく考えずにテンポ良く読んで頂ければな、と思って書いているので、その辺は目的通りといったところです。 脱力系女子で、さとり世代の何を考えているのか分からない主人公という設定ですが、仕事にはそこそこ真面目なので、捜査もきちんとしています(笑) 地の文についての描写は、取り敢えず第三者視点(神視点)に統一しているつもりですが、ぶれていたでしょ
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ご返信有難うございます。折角ですので視点について追記させていただきます。 基本的によくできており、だからこそ気にかかってしまったとお考え下さい。 ご承知の通り、第三者視点の場合、基本的に地の文では客観的事実だけが書かれ ていきます。感想が入ると、それが誰のものなのかという疑問が起こるためです。 ●視点と感想の一般的な関係(例外は有) 1、ナレーションを務める特定の人物(神)がいる場合、地の文の感想は全て   神のものとなります。 2、特定の人物の視点として描いていく場合、地の文の感想は全てその人物の   ものとなります。 3、複数の人物の視点として描かれる場合、地の文の感想は人物の中で
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