西京芹香

遅くなってしまい申し訳ありません。 フィーネの旋律を拝読致しましたので感想を述べさせていただこうと思います。長くなりそうなので数回に分けますね。 ①音楽表現について 音色の表現が美しいです。麗のピュアブルー、北川さんの快活なトランペットらしいオレンジ色、高円寺先輩の紅色は意外でした。でも内にとんでもない情熱を秘めてますから納得です。 個人的には、美しくない音の表現も欲しいかなと思いました。例えばまだ演奏の苦手な部員が「ピーッ」と金切り声のような高音を出したり、フルートならば「カスカスッ」とした音というより空気音がする場合があるのですが、その際も何かの色があると思うんです。それらの未熟な音の表現がさらにあればより高校のアンサンブル部の風景が色濃く出ると思います。 あとは「思い出は銀の笛」の情報ですね。作中で一番大事な曲だと思います。どんな曲であるかをもう少し印象付けるとなお作品の雰囲気が出てくると思います。「文字通りエメラルドグリーンの風が、〇〇の心を攫っていった」とか。今聴いたので適当なのですが(汗)
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②キャラクターについてです はるかは非常に可愛らしいですね!無邪気で天真爛漫で元気で思いやりもあって、ちょっと天然ボケな印象です。 ミステリアスな千賀先輩、そしてクールだけれど本当は優しい麗先輩、友達思いの菜摘、それぞれ魅力的でした。 私が一番印象に残ったの、実は高円寺です。千賀について知ってそうなはるかに迫った時、意訳してますが「どんな関係だったら教えてくれる?恋人になったら?」が妙に刺さってしまって。 多分、本人だって間違ったことを言ってるのは知ってる筈なんです。それでもなお千賀を選んだ彼の愚直な執着は心を打ちました。ただ彼の想いが実ってしまっては困ったので(いや、ジャンルが違うな
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西京さん、お読みいただき、しかもさまざまなアドバイスをくださりありがとうございます。 確かに良くない音を表現することにより逆に良い音も引き立つでしょうし、どんな曲のイメージなのかというのを表現することも重要ですね。 現在は応募中のためにいじらない方が望ましいですが、見直してみますとやっぱり表現が変なところもありますし、コンテストの結果が出たところで修正しつつ反映させていただこうかと思います。 10万字から12万字のコンステストで、可能な限り減らしたものの少々オーバーしているので、その点で戦々恐々としています。 完璧そうな高円寺が色々と崩れるのは(特にラストなど)書いていて楽しかったです。で

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