michico

ぬかりーん! 「ハイブリッド・ブレイン」読了しました。 「かれん」もそうだけど、ストーリーも構成も考え抜かれていて計算というと表現が少し違うと思うけど、だけどなんというか、パズルのパーツがピタッとハマるような、物語全てを通してそんな感覚が得られるというか。 紫倉さんは恐らく本を読み慣れた方だから「優れたものは一ページ読めばわかる」と書かれていたけど、私はそこまでの心眼はないから、全編通してひとつの作品として読み終えてからじゃないとそれを感じられないの。 まず、読み進められるかで決まる部分もあるし、全編読めても「えーーーっ」とか「んーーー???」って作品もたくさんあるし。 「ハイブリッド・ブレイン」は秀逸ですね! 「かれん」もあの長さで全てが綺麗におさまっているし(←読み直してないけど印象としてw)、ぬかりんの文章はどんどん読めてしまうし。 ぬかりんはなんというか、天性の才能と博識さを合わせたもので書かれていて、恐らく読者に全く興味のない分野でも読ませるという不思議な力があるよね。 「かれん」もそうだったんだけど、ブランク空いて続きから読んでも、きちんと前の内容を覚えているの。 エブでいっぱい読んできた私には、他にそんな作品はほぼないから、私の記憶力ではなくてぬかりん側の力なんだと思ってます。 好みで言えば、これは私の中では純粋にハッピーエンドではなくて。 考えさせられるというか、恐怖半分な終わり方でした。 父親目線の救いであり、ハッピーエンドは理解できるのだけど、どうしても女性の私は年齢は違っても少女の方に感情移入をしてしまうので。 あの結末は恐ろしい。 絶望しなかった美咲ちゃんは強いなーってただただ感服。 それはきっと14歳という年齢と、度胸と好奇心のある彼女自身だったからだろうと違和感はなく胸に落ちています。 ひとつだけ、彼女の性の話が気になっているのだけれど、覚醒してからはあえて触れなかったのかしら? そして、「かれん」を先に読んだ私はどうしても「みっちゃん」を想い出したなー。 あれって、美咲ちゃんだったの? そんな名前が出てきた記憶もあったけど。 気のせい?  またかれんも読み直したいと思うけど膨大過ぎてww まとまらないの分かっていたから、レビューではなく感想をコメントで送りまーーす。 素晴らしい作品をありがとうございました(*^-^*)
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 おお、早いな。  チョー絶賛だな、さすがオラ。  (T ▽ T)/ 「かれん」とのからみはな、591Pあたりから数ページ読めば理解できるかな。  ありがとな。
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ああー、そっか。 水色のクマにミツキって名前に違和感なし、ね。 だからミツキはあんなに人間臭かったのねーーー 読む順番が違ったら、またミツキの登場も違ったんだろうな。 うん、さすがぬかりん!
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