風雲急を告げる幕開けでした。
リサとあーちゃんのやりとりが温かく、胸に沁みます。お互いを信頼し合ってるが故の、少し乱暴な言葉遣いであると伝わってきました。クロワッサンの朝食は、ちょっとご馳走というニュアンスも、幸せな日のスタートを彩っています。ところが、生みの親からの手紙を手渡される場面が、物語の大きな転機になっている。それまでの台詞や地の文がわりとワチャワチャしていたトーンを、スゥーッと抑えるのが上手い。風雲急を告げる幕開けでした。

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