高美濃四間

ダークな世界観が読者の好奇心をくすぐる
7ページまで拝読いたしました。 まだまだ序盤ですが、疾走感があって良いですね。少女の焦りがダイレクトに伝わって来て、思わず応援したくなります。 大地が疲れ果てていたという設定や「禁足地」と「世界」の関係など、ダークファンタジーな世界観がとても気に入りました。こういう物語、ワクワクしますね! また、少女はどうなったのか、弟は助かったのか、早く続きが読みたいです! しかし面白くなる余地はまだまだ残されていると思います。 例えば、今のままでも少女の焦りは十分伝わってくるのですが、読者としてはどうしても冷めた目で、遠くから眺める感じになってしまうのです。 この原因として……少女にとって弟が大切だというのは分かるのですが、読者としては弟の命が失われることに対して、特になにも思わないからです。つまり、読者が「弟が死ぬなんて嫌だ! それはキツい!」と思っていない状態で、いくら主人公が頑張っても、特に感情が揺さぶられることはないかなと…… なので、回想で弟との触れ合いを丁寧に描き(ここで弟との、ほのぼのする会話が欲しいところです)、「なにこの弟、超可愛い……守りたい!」ぐらいに思わせることができればいいなと。 また、少女へ感情移入するために、ある程度の会話は必要かなと思いました。そうすることで、そのキャラのイメージを掴むことができ、「この子ならこうするだろうな」というように自然と物語に入り込めるからです。ですので、少女を心配する母との会話など、入れてみてはいかがでしょう? 下記、少し気になった点です。 こういう考え方もあるというだけですので、サラっと流してください。 弟の発熱は、なぜ医者でも対処不能なのか。それとも、対処法はあるがそれを知る前に少女が飛び出しただけなのか。熱を下げる薬を医者が持っていないのだとしたら、それは不自然ではないか。 ここら辺の説明が欲しいかなと思いました。 禁足地がそこまで神聖なものであり、入域を厳しく禁じられているのだとしたら、人が入れないような処置がしてあるはずでは? 小さい子供が誤って迷い込んでしまう可能性があると思いますので…… と、色々書かせていただきましたが、この素敵な世界観を損なうことなく物語が展開されていくことを期待しております。 これからも頑張って下さいね! この度は、イベントへのご参加ありがとうございましたm(__)m
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とても丁寧に読んで頂いてありがとうございます! 1つ1つ、しっかりと考えて書き足していこうと思います。 発熱原因は突発性(HHV7)を考えておりました。難しいですが説明を考えてみます! 本当にありがとうございました!
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発熱原因についてですが、このファンタジー世界特有の病気とかだと、面白そうです。 たとえば、禁足地から溢れでた瘴気の影響とか……そして、それを治すためには禁足地でしか育たない薬草が必要である……とか、自然な流れになりそうかなと。 もし既にお考えでしたら、余計な一言で申し訳ないです(;><)
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