全体的には良かったんだが、何かが足りない。
 よ。邪魔するぜ。さっそく読ませてもらったよ。つーわけで今日はこの俺エドワードがレビューさせてもらうな。ま、気負わずに聞いてくれればいいからさ。  そもそも俺、普段はあんまり本読まないんだよな。だから技術的な細かいことはわからないんで、ド素人の感想だと思ってくれよ。  まず、最初の掴みは良かったと思うぜ。「運命なんてくそくらえ」って、いいセリフだなって思ったよ。本当、運命なんてくそくらえだよな。俺もそう思うし。――で、おおなんか面白そう、と思って読み始めたわけなんだけど、一章目の、薫と巧がぶつかるところ、もうちょっと何かあってもいいんじゃないか? ぶつかるだけぶつかって、で?って思ったんだよ。このままだと、そのイベントにあまり意味は無いんじゃないかって。どうせぶつかるんなら何かもっと意味付けというか、それが伏線になるとか――(伏線のつもりなのかもしれないけど、伏線になってないし)そういうのが欲しいかな。いっそ巧に宣戦布告されちゃうとかな。(だってこいつ柚葉のこと知ってるわけだろう?それはつまり、薫が柚葉を好きだってことも知ってるってことにならない?)  あとは、柚葉が巧に告白されるシーン。これももう一癖あってもいいと思うんだよ。巧は赤い糸が見えてる人間なんだよな?それに柚葉は「運命なんてくそくらえ」ってプロローグで語ってるんだから、 巧「付き合わない?」 柚葉「……(運命の相手と知りつつも、こいつ私のこと何にも知らないじゃんと思って)なんで?」 巧「運命だから」 柚葉「……(複雑な感情を覚えつつ)いいよ」  ――みたいな。こっちの方が、あれ?巧ってもしかしてもしかすると……?からの、でも最後には柚葉の気持ち優先していい男!って感じになるんじゃないかなーと。  あとはラスト、飛行機で旅立った薫を見送る柚葉の気持ち。それをもう少し足すといいんじゃないかな。「運命なんてくそくらえ」って言っていた気持ちの変化なんかがもっと鮮明にわかると読後感がいいと思う。「運命は自分で変えられるんだ。私は薫と生きていくけど、そんな大事なことを教えてくれた巧に出会えてよかった。運命も悪くない」ってな感じでさ。まぁここは、実際柚葉がどう考えるのかは俺にはわからないから、ただの想像でしかないんだけど。
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 まぁ、ざっくりそんな感じかな。でも本当、あくまで素人の意見だと思って参考程度にとどめてくれよな!  いやでも、全体的には読みやすかったし面白かったよ。章タイトルもこじゃれてたしな。  あーあ、俺の小指も誰かと繋がってないかなー。出来れば美人で。  つーわけでレビューはこれぐらいにして、俺はそろそろ街で遊んでくるわ!また新作書いたら読ませてもらうぜ!  あぁあと、良かったら今度俺たちの街に遊びに来いよな!案内してやるから。じゃあ、そういうことで、またな!
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勿論レビュー大歓迎だぜ!新作もまた読ませてもらうからな!こちらこそサンキュー。また会おうぜ~!
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