蒸気宇宙船

1896時間と42分の物語
導入部分からして「尊い」としか感情を表せない、しかし、だからこそ今後の展開も期待できる物語です。 おそらく今後の展開は、人間である「ボク」の死とアンドロイドである「キミ」が地球を再生させるという「王道」を行く物語になると思うのですが、王道に作者独自の「+α」をする物語こそが、実は奇を衒った物語を書くよりも遥かに難しいのです。 私自身も、奇を衒うことのない、王道を行く文明崩壊ものSFを書いています。 しかし、「奇を衒わない」作品こそが、作者の知識や経験・力量が試されるということを、私も小説を書いて痛感しましたね。
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