吉田安寿

『普通』にこだわる主人公。だけど……?
30ページまで拝読いたしました。 末散さんが襲われる冒頭から、余分なものをそぎ落としたような淡々としたタッチで書かれています。この『淡々としたタッチ』は、一見賑やかそうなミサキさんが登場しても変わらず、終始一貫しています。作者様の落ち着いたご性格が反映されているのでしょうか。 『普通であること』に異様なほどこだわる末散さんですが、なぜそうなのかは、この時点ではまだわかりません。しかし、それこそ普通の人では受け入れられないような事態も彼女はけっこう端的に受け入れてしまう。そんなところに彼女の普通ではない片鱗を感じたように思います。今の段階では、吸血鬼であるミサキさんが一番普通の感覚かも……(* ´艸`) 吸血鬼がそれぞれが個別の能力を持つ点も面白いですし、ミサキさんの過去や、桐村さんが話していた『あの男』の存在も気になります。設定がしっかりしていて破綻も感じませんでした。
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