ポラード

哀しき者達
この物語で語られるのは、異形の物達のおどろおどろさではない。人間達に迫害され、追いやられてしまった異形の者達の過酷な宿命の物語だ。 彼等は何か悪いことをしたのだろうか。 何もしていない……。 何故、忌み嫌われる! 異形の者が背負いし宿命なのか。 答えてくれ! 誰も答えてはくれない。 そこに明確な回答は存在しないからなのだ。 人間の身勝手な屁理屈で塗り固められた思いでしかないからなのだろう……。 そんな彼等が最後に求める物は……。 癒しであり、救いである。 過酷な道程を歩き続けた者達の魂が、背負い続けた重い宿命から解放され、安息の地で永遠の安らぎの時を過ごしていることを、願って止まない。 そう言えば、昔、妖怪図鑑らしき物を読んでいた事を思い出しました。
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ポラードさん、いつもありがとうございます。 妖怪って、実は人と違う外見の人だったり、外国人だったり、病気とかで迫害されていた人達が偏見で、強制的にそうされてきた側面もあるんですよね。 ここにはそうした人達を描いてみました。 共感のお言葉、本当に嬉しいです。 少しでも、彼らも救われる事でしょう。 ありがとうございました。
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