夜空の銀世界とヴァンパイア、魅力的な世界に引き込まれます
更新分まで拝読いたしました。(2019/9/22) 夜空の下の銀世界を歩む若きヴァンパイアたち。モノトーンながらもキラキラと輝くような情景が目に浮かぶようです。 ヴァンパイアに関する設定も細かく作り込まれ、物語の進行に合わせて披露されるので、自然と理解することができます。 登場人物はみなしっかりとした特徴を持っており、出会ったばかりのシーンでは情報も少なく見た目の印象しかなかった彼らを、ナナクサを通して少しずつ知っていけるのは彼らと共に旅をしているような気分になりました。 ヴァンパイアといえば血を飲むというイメージが先行しますが、ナナクサたちはそうではない。でも、彼らの本能はどうなのか。心が本能に打ち勝つことはできるのか。そこへ邪悪な意思をもつ始祖や、人間たちの関わりも加わって戦いは激しくなるばかり。ナナクサたちの今後が気になります。 今はもうデイ・ウォークどころではない状況なのですが、タイトルが成人の儀の名を冠しているので最終的にはそこへまた収束していくのかしらと思いを馳せてみたり。 続きを楽しみにしています。 イベント参加ありがとうございました!
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ご丁寧な書評を誠にありがとうございます。 きざし卿の短編も楽しませていただきました。 クトルフを思わせる雰囲気を纏いつつ、和製の心優しきホラーでしたね。
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