よしおてつ

読み終えたあと、そっと自分の周囲を見回してみたくなる一遍です。
主人公の陽名《ひな》は幸せを探しています。それは若い女性ならばだれでも思い描くような平凡な幸せです。 ところが、それは無残に打ち砕かれてしまいます。 失意の日々を送っていた陽名の前に一人の男が現れます。 無口でゴツくて、見るからに不器用そうな大男。 二人の運命は少しずつ動き出します。でも、陽名はそれに気づきません。 幸せって、真剣に求めると向こうから近づいてくるものらしいです。 でも、それは求める側の望む形で訪れてくるとは限りません。 陽名はそれを嫌い、一度は失います。 失ってしまった幸せは、再び陽名のもとに帰ってくるのか……。 幸せはだれもが望むものです。 自分には訪れることがないと感じていても、実際はすでに寄り添ってくれているのかもしれません。 読み終えたあと、そっと自分の周囲を見回してみたくなる一遍です。
1件・3件
てつさん(*^^*)♥️ 素敵なレビューを書いていただき、ありがとうございます❣️ 女性のズルさを遺憾なく発揮する陽名は、万人受けするヒロインではないと思いながらも書きました。 Q.好みではない男性には、女性は惹かれないのか。 A.決してそうではなくて、温かな愛情が伝われば、心は動くものです。そう私は信じています。 だからこそ陽名が変わる姿を書きたかった。 このことをてつさんに読み解いていただけて、本当に嬉しいです(*^ᗜ^*)カンシャ❣️ 本当に愛されるとはどういうことなのかを知らずに、相手を傷つけてしまう陽名はようやく一番大切なことに気づくことができました。 将来に幸せが待っていても、
1件2件
登場人物のイメージに、黒木華と佐藤二郎がピッタリと言って頂けたので、「もしかしたらレビュー執筆できるかな……」と書いちゃいました。 確かに陽名は、万人受けするキャラ設定ではないですね。 でも、こういう女性は現実に存在しますし、男性にだってたくさんいます。 むしろほとんどかな。(笑) 陽名は変われてよかったですね。 ささやかかもしれないけれど、きっと幸せがやって来ますよ。 (^ω^)
1件

/1ページ

1件