ロジィ

コミュニティ、トピック参加ありがとうございます
初めまして。読ませていただきました。 天上の学校、翼の生えた子ども、めっちゃファンタジー! 私は読みでも書きでもファンタジーにはあまり縁がないので(書けないとも言う)こういう設定を思いつくのがすごいなと、まず思いました。 淡々とした文章は、絵本のような印象を受けました(映像が浮かびやすい文章ですね)。物語と語り口がとてもよく合っていて、世界観をまとめてくれます。ふわりふわりとした柔らかい感じの物語なので、どこか懐かしい感じもして、それがいっそうラストの切なさを高めてくれました。 連作のうちの一作ということで、この作品だけでは設定がはっきりと分からないのですが、小学校の入学式が描かれているということは翼少年と木蓮は七歳くらいと考えてよいのでしょうか。 だとすれば、上級生とのケンカやデートに誘うシーンは、高校生くらいかな? と思ってしまいます。(おもに言葉遣いかな) そのまま読んでいって、ラストの木蓮の手紙ではひらがなを多く使って書いてあって、「ああそうだ。まだ小さいんだっけ」と冒頭に戻って確認しました。作品全体を通してもっと子どもっぽく、例えばひらがなでいいところはひらがなで書いたほうが、この作品には合うのではないかなと思いました。(上手く、掴んで、有難う、暫く など) あと、木蓮が自分のことを「うち」と呼ぶのがちょっと気になります。特にこだわりがなければ「私」のほうが可憐さが出ていいような気もします……。 偉そうに長々と書きましたが、キャラクター、世界観を大切にしたとても可愛らしい作品でした。 素敵な作品をありがとうございます。
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