衝撃のラストでした
作中で出てきた男女の感覚の違いや、男性の身勝手な理屈は巷ではよく聞くもので、柏木のキャラクターに違和感を覚えることなく、読み進めることができました。 女の身からすると、彼の言動は決して気持ちのいいものではありませんでしたから、「最後どうなるのかな」と思っていたら、まさかの台詞。 特にホラーな展開ではなかったので、ラストの一言が余計に怖かったです。 でも「このまま幸せになられたら、釈然としないな」と思っていたので、溜飲が下がるラストに落ち着いてくれて良かったと思いました。 大まかな話としてはどこかで聞いたことがあるような物語ですが、ラストの一言がこの物語をとても印象的なものにしていて、台詞一つの力の大きさを見せつけられた思いです。 短いながらも面白い作品でした。
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ご感想ありがとうございます。 男の勝手な言い分が多いのですが、オチ含めて受け入れて頂けて有難く思います。 話の流れは落語『遠山政談』で、オチを『もう半分』のようなオカルト風味を 考えていたのですが、最終的に『猫の皿』のように反転する形となりました。 女性からどう見えるか不安もありましたので、貴重なご感想を頂けて 有難く思います。このたびは誠にありがとうございました。

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