まあお

爽やかな土の香りの聖少女
短編を除けばこの作者の作品は二作目。また力量が上がっている。 中編としてのまとまり・構成をよく意識して書かれたことが分かります。少女の一人称を選んだのも成功。この子の利発さがよく表現されている。 この子は無意識に聖少女なのだが、それが「虚像」でなく描かれているのでたいへんに好感度が高い。優等生なのではなくて、本質的に善である。そしてそれが「なぜなのか」が作品の中できちんと示されているのが素晴らしい。 これだけ豊かな自然と、うまいメシと、立派な父母に育てられたら、たいていの子どもは聖少女になりますよ! この国の病理に対する処方箋。ああところでそこまで意図していたかはわかりませんが、私達の国は「あきつしま」と申します。あきつというのはトンボのことなんですけど……それでこのタイトルなのだったら、この作者は神です。弟子入りいたしますので、茉莉ちゃんを僕にください……!!
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 古事記 大倭豊秋津島 存じております! しかし、無意識です!爆 この度も、拙作をお読みいただきまことにありがとうございます! ご感想まで賜り、感涙および歓喜の宴を開催を予定しております。 本当に、ありがとうございます! いやー感謝感激です。 もう、嬉しくて嬉しくて…。 リアルに涙が…。
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