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花の名前
ロジィ
2019/10/23 20:14
イベント参加ありがとうございます
はじめまして。大変遅くなって申し訳ありません。作品読ませていただきました。 舞台となる極寒の地の冷たさや、追われる者の緊張が伝わる作品でした。 そして最後に出会う「花」。主人公の心の高まりとともに、冷たさは緩み、緊張がほどけ、私たちの心の温度も少し高くなります。 そんなふうに読み手の感情をコントロールする構成はうまいなと思いました。 椿という名前に、少し未来のほの暗さが見えるようですが、それは私の考えすぎでしょうか。 読んでいて少し気になったのは、ストレートな比喩表現が多いなということです。 「~のような」「~のようだ」という言葉使いが多いように思います。 比喩表現自体は分かりやすくとてもうまいと思うのですが、数が多いとどうしても読む力に少しブレーキが掛かってしまうように感じます。 もう少し自然に織り込むか、素直な表現を増やして「ここぞ」というところだけに使っていくか。 なかなか難しいことですが、私個人としてはちょっとそこが気になりました。 楽しく読ませていただきました。 素敵な作品をありがとうございました。
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ロジィ