二瀬幸三郎

壮大な物語の片隅で……
二瀬幸三郎です。 サークル〈あいうえお〉から拝読いたしました。 新米パイロットが訓練、初陣を経て、〈曰く付き〉の小隊長の元で戦場を[知る]までの物語…… ロボットものが初めてとのことですが、小惑星を利用した機動戦、迫力ある戦闘描写、神経接続型である[エース機]の設定(利点、弱点)を巧みに使うなど、見事に表現されていると感じ取れました♪ 反面、主人公の名前をはじめとした[名詞]が一切書かれていないこと、そして世界観野説明がないことが気になりましたが、この物語が[文字数上限付き短編]であることを考えると、良い意味で「これはこれでありかも……」と思えます。 故に、この物語はここから長編へと発展させるのは難しいかもしれませんが、逆に、[壮大な物語の片隅に生きている小さな物語]として組み込むことが出来る、優れた短編と云えるでしょう。 説明がないことで想像力をかき立てられ、また、物語に没入できるという好例を知り、学ばせていただきました♪
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わ~! なんかとても素敵なコメントを残していただき、ありがとうございます! 名前をつけること自体苦手なんですが……世界観にあった名前になっているか、名字やファミリーネームが誰でも持つことが普通の世界なのか、今と同じような言葉の名前で良いのか等々、色々と考え始めてどうにも面倒になっちゃうんですよね…… マンガやアニメと違い、とにかく読み手の想像力を刺激することができるのが小説の強みと考えているので、このような感想をいただき本当に嬉しいです♪
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