みぐ

宇南ワールド全開!!(ネタバレ含みます・・)
最初の数十ページは宇〇戦〇ヤ〇トのパロディーだとニヤニヤしながら読み始めます。デットラー総統、うんうんデ〇ラーね。ドンメル将軍、ふんふんド〇ルね、と。彼ら地底帝国人は五千年間の地下に追いやられ人類への復讐を企てます。しかし流石はコメディ・・。その攻撃が笑ってしまう様な作戦の数々で予想通り失敗します。そして次は宇宙統合軍を創設すると・・。これも勿論コメディーの続き思っていたらここから大きな転換が続いていきます。 それは正にブレークスルーと言える程の想像を超えた転換・・起承転結の転が物凄い勢いで何度も続いていくのです・・。 地底帝国の将来を担ったランクスとルミアンの冒険は日本平動物園から始まります。そして本当に宇宙に飛び出したランクスが火星でルラ・イムから力を貰った事がキッカケとなり彼等は究極の悟りの境地と言えるルラ・アースに目覚めていきます。 最後はこれは哲学小説だったかと思う程の深い精神世界の表現が続いていきます。 そして、安息で平和な世界が未来まで続くと読者が感じたエンドタイトルの後に始まる、ルラ・イムの怒りと哀しみへの欲求が次のストーリーの始まりを想像させます。 作者の宇南さんの表現方法は本当に特徴的で、その彼の世界感を存分に使って、パロディ、冒険、恋愛、そしてホラーやSF、哲学、政治等の様々な分野のストーリーをこの一つの小説の中に存分に織り込んでいます。 正に宇南ワールドを全開で創り込んだ“作者の代表作”に仕上がっていると思います。 この物語に触れた読者は、その想像を絶する感覚に驚愕し、そしてページを捲る度に深くこの物語に引き込まれてしまい、抜け出す事が出来なくなります。そして最後まで宇南ワールドを存分にエンジョイしながら読み進める事が出来るのです! 素晴らしい作品、他には絶対無い特徴的な作品、そして作者の宇南さんの代表作の一つと呼べる絶品に仕上がっていると思います。 是非、皆さんもこの超絶作品に触れてみて下さい。そして物語に引き込まれる快感を味わってみて下さい。 宇南さん、素晴らしい作品をありがとうございます!! 続編もお待ちしております・・でもバッドエンドですかね・・? みぐ
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みぐさん。 とても、 たいへんに、 すごく、 かなり、 究極に、 とてつもなく、 ありがとうございます。 痛み入ります。 このレビューがいただけただけでしあわせでございます。 思えばみぐさんのペコメに励まされ、みぐさんに読んでいただくために、ここまで書くことができました。 何から何までありがとうございます。 どうかひとつ、 これに懲りずに、 これからもよろしくお願い致します。 宇南拝
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