縷縷(るる)

「光太郎さん、この度は僕達の話をたくさんお読み頂いちゃって、ウレシハズカシです」 「おいおい、要。自己紹介の前に馴れ馴れしく話しかけちゃダメだと思うぞ。はじめまして、光太郎さん。私は、鷹野航と申します。こいつは――イテッ! おい、つねるなよ」 「……自己紹介は自分でしたいんだ! ――えっと。僕は、鴻上要と申します。航は僕の会社の社長で、――伴侶……デス……うわっ! 言っちゃった、恥ずかしいッ」 「恥ずかしいなら、言うな!」 「でも、言いたかったんだ。こんなに格好が良くて超頭が良い航が、僕の、その、彼氏で、えっと……は、伴侶なんだぞ……」 「わかったから、その辺で止めておけ! 光太郎さんが固まってるじゃないか」 「あ、スミマセン……」 「改めまして。本日、私共がここに参りましたのは、光太郎さんからたくさんの☆や本棚登録、ましてやフォロー&リスト等をして頂き……。感謝を申し上げに参りました」 「そうなんです! 僕等って、なかなか長編にしてもらえない地味なカプなんですけど、そんな僕等に気付いてくれた光太郎さんにお礼が言いたくて……」 「「有難うございました。これからも、どうぞ宜しくお願い致します」」 (ねえねえ、航。僕、帰りに甘いモノ食べて帰りたいんだけど――) (まあ、構わないが……) (ラッキー! じゃあ、どこ行こうかなー?) (まだ、光太郎さんの所にいるんだから、この話は後だ) (ん。そうだったな、ゴメン) *****  はじめまして、光太郎さま。  我が家のワンコも、数年前に旅立ちました。未だに心が癒えないでおります。  この度は、愚作をご高覧下さり心から感謝申し上げます(__)  私からも、フォローさせて頂きます。  今後ともどうぞ宜しくお願い致します。  縷縷 拝
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