しまじろ子

月を見ると泣けてくる。 双子の息子達がまだ5歳だった、母の死語。 “バァバはどこに行っちゃったの?” という問いかけに、返事に困った。 5歳児に、人の死についてどう説明すればいいのか。 余命宣告は0日の告知を受けてから、1ヶ月程で亡くなった母(バァバ)の死を理解出来ていなかった息子達。 『バァバはね、月に行ったんだよ!神様が順番に月に連れて行くの。その順番が来たから、月に行ったんだよ。』 こう答えた私。 それ以来、満月の夜を楽しみにしている双子達。 満月を見ると、月に向かって 『バァバ~(≧∇≦)ノシ聞こえる~!?』 と手を振る二人だった。 昨晩も楽しみにしていたけど台風のせいで見れなくて残念だったね。 台風が去った後、カァチャンがバッチリ月の写真、撮ったからね(*^o^*)b 最愛のオカンへ。 早いもので、あんなに幼くて泣き虫だった竜と光は11歳になりました。 11歳になった今でも、“月にいる”と信じている純粋な子に育ってます。 私がいなくても、料理、掃除、洗濯、弟の世話、なんでも1人で出来る良い子達です。 オカンも生きていたら、今年56歳だったんだね。 生意気な娘である私は、もうすぐ31になります。もう立派なオバチャンね。 3歳の三男と、先週1歳になった四男。 そして、神経質で口うるさくてウザいときもあるけど頼りになる旦那様と賑やかに過ごしてますよ。 光が、“最近はバァバが夢に出てきてくれなくなった”と言ってるけど それは、心配事が無くなったからだと。 そう思っていいですか?…いいよね。 また、夜空や街中を明るく照らす満月の姿で 私達に会いに来て下さい。 生意気な娘、忍より。

この投稿に対するコメントはありません