二瀬幸三郎

様々な視点で描かれた多種族の物語
二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 現段階での感想となります。 4種族を頂点とした様々な種族の住まう星々の社会…… 互いの競争心と偏見、差別などが渦巻く適度な協調と水面下での争いの中、新たに発見された青き星〈地球〉は、果たして希望の星となるのか、それとも、争いの火種となってしまうのか…… 章ごとに人物を変え、様々なタイプのストーリーを展開するオムニバス形式により、物語の壮大な世界観とそれぞれの文化、生活、思想(偏見や差別などの負の面も含めて)など、拘りの設定を広く且つ深い視点で見せてくれます。 登場人物も、立場を視点の違いを充分に活かし、種族間や個人の考え方を多角的に捕らえており、それらを物語に丁寧に反映されていると感じられました。 時に、設定の多さから人物名、種族名などの名称が時に混乱し、少々戸惑ったり(この作品に限らず、自作も含むSF、ファンタジーに共通する問題ですが……人物名鑑や設定資料などが欲しくなるときも)、改行無く長文が続いて読みにくいところが出てしまうところが少々残念なところ…… ともあれ、改めて読み直し、この物語の魅力を再確認したところであります。 果たしてこれら系統の違う物語が、今後どのように繋がり(或いは繋がらないのかも含め)、どのように広がり、そしてどのような結末を迎えるのか、楽しみとさせて頂きます♪
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ありがとです。二瀬さんの指摘する通り大昔のSFという設定上、固有名詞を全て自分で考えなければならず、読者から見ると混乱するところが確かにあると思います。なるだけイメージが湧くような記述を心がけておりますが、これが中々難しいですね。改行なしの文章量の多さは私も感じております。ただリニューアル後1ページごとの更新になっておりますので、更新分だけなら読者もそれほど抵抗はないかなと。しかしメダンの過去の回想からゼグウの語りまで、その形が続いているので、ここは改善しようと思います。設定集も第一部が終了した時に書こうかと思います。確かに必要ですね。楽しんでもらえてるかなと不安でしたが、二瀬さんがしっかり読
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